自然と共存する庭づくり

―家庭菜園のある暮らし―

季節ごとに部屋のインテリアや料理の器を変えて四季を味わうのも風情がありますが、庭は四季を楽しむことができる最高のプライベート空間といえます。贅沢や豊かさというのは、高い料理を食べたり、良いものを買うということだけではなく、季節感を楽しむ暮らしこそ本物の豊かさなのではないでしょうか。今、流行っている家庭菜園は、四季を感じると共に子どもたちの勉強の場でもあります。トマトをもいで食べることで本物のトマトの味を知り、野菜は地面から生えてくること、食べるためには種をまいて植物を育てることを学べます。子どものときから自然に触れ植物を育てる大切さを体験的に学び、自然と共存して暮らす…。庭は大事な意味を持っています。庭づくりを通してできる暮らしというのは、季節の移ろいと共に「じっくりこだわって楽しむ」という意味でのスローライフです。目まぐるしい日々の中で、ゆっくりと体の力を抜いて自然体に戻れる最も無理のない生き方なのです。