オレゴンの住まいづくりに学ぶ

メンテナンスとリモデリング

アメリカでは住宅の維持管理は、住宅所有者の楽しみのひとつになっています。壁の塗り替えや壁紙の張替えなども自分たちでやってしまう、いわゆるDIYが盛んな国でもあります。

オレゴン州の住宅開発の現場では、住宅はメンテナンスを行うことで保持され、価値を高めるためにも次の買い手が欲しがるようなデザインにリモデリングされます。買い替えの時に必ず新築価格より下がってしまう日本では考えられないことですが、売買を繰り返しながら自分自身をステップアップさせていくことも楽しんでいるのです。特に男性はハイスクールの授業でも住宅のメンテナンスにつながる授業カリキュラムが組まれており、日曜大工的な技術は一般の人にもしっかりと培われています。間取りや性能が同じ家でも、ライフスタイルの違いによって手を加えることで、まるで違う家のように変化を見せることができます。オレゴンの住まいづくりに学ぶことは、実はこの「メンテナンスとリモデリングを楽しむ」という住まい文化そのものなのです。